夏シーズン前にエアコンの試運転を!!
エアコンの早期の試運転について
経済産業省では、家庭内における熱中症を予防するため、本格的な夏季を迎える前に、各家庭において早期にエアコンの試運転を行っていただくことを推奨しています。
試運転方法としては
ブレーカーが入っているか
意外なポイントかもしれませんが、ブレーカーがオンになっているかをまずは確認してみましょう。
『電源が入らない』との連絡で訪問すると、コンセントがささっていないことだった……という話は珍しくありません。
コンセントをチェック
エアコンの室内機のコンセントがしっかりささっているかを確認してみましょう。
また、ささっているかどうか以上に気をつけて確認したいのが、ホコリや変色の有無。ホコリは漏電や火災の原因になるので、たまっているようならしっかりと掃除しましょう。その他、万が一コードを束ねて使っている場合は、コードをほどいてください。束ねて使うのは基本的にNGです。
また、電源プラグの変色、電源コードの傷つき、切断してしまったコードをつなぎなおす「途中接続」などがある場合もすぐに使用を取りやめ、電源プラグを抜いた上でメーカーや販売店に問い合わせをしてください。
室外機の周辺や排水ホースを確認
その次は室外機。例えば、荒天で排水ホースが思わぬ方向を向いていたり、室外機の周りにゴミがたまっていたりしませんか?屋外に置いている分、思わぬトラブルが起こっていても気づきにくいです。
特に、排水ホースが水につかっていたり、先にゴミが詰まっていたりすると、室内機からの排水に影響が出て、水漏れにつながる可能性があります。しっかりと確認しましょう。
フィルターの汚れなどを確認
室内機のフィルター汚れも注意すべきポイントです。フィルターはホコリなどをキャッチしてくれる反面、フィルターにカビや雑菌が繁殖して異臭の原因になっていることもありえます。エアコンを動かす前にしっかり掃除しておきましょう。
エアコンの電源をオン
実際にスイッチを入れるリモコンを使って電源を入れてみます。この作業がうまくいかない場合、リモコンの不調あるいはエアコン本体の不調が考えられますので、修理や点検を検討した方が良いでしょう。この際にタイマーランプが点灯していないかも確認してみてください。メーカーにもよりますがタイマーランプの点滅が何かしらの不調を示していることが多いです。
温度設定と風量設定の確認
温度設定を最低温度まで下げてください。メーカーの試運転の案内では「最低設定温度」「16-18度」「16度」「18度」「室温よりも3度低い温度」と、温度設定の指針はさまざまですが、共通しているのは冷房機能がしっかりと機能するような、とても低い温度ということです。設定可能な最低温度にするようにしてください。また、それにあわせて、風量設定も最大にしてください。風量が低いと、風を出す機能がしっかり動いているかどうかがわかりにくくなります。特に、風量を自動設定にしていると、稼働中に風量が勝手に低くなるかもしれません。この段階で冷風が出ない、風量を最大にしても風が強くならないようなら、本体の不調が考えられます。故障や点検を検討してみてください。
30分運転
設定温度を最低にして風量を最大にした上で、最低30分はエアコンを動かしましょう。できれば部屋の窓を開けるようにしておくのがおすすめです。部屋を開けておくと、いつまでたっても部屋の温度が下がらないので、エアコンがフル稼働し続けます。
この際、特に注意してほしいのは2点あります。まず、エアコン本体から異音が出ていないかどうか。異音がする場合は、エアコン本体に何らかの不調が起きている可能性が高いです。
次に、エアコンの風から異臭がしないかどうかです。異臭はエアコンで頻繁に発生する問題です。エアコンは空調設備であることからホコリが本体に付着しやすく、かつ除湿や冷房機能によって湿度が高くなりがちです。そのため、機械の中でカビや雑菌が繁殖しやすいです。わずかなカビや雑菌であれば、冷房が稼働する中で空気中の湿気が結露して、カビや雑菌が結露水で洗い流されることがあるため、30分のフル稼働で取り除くことができるかもしれません。
しかし、繁殖しすぎているとそれでも全く落ちず、数日後に臭いが元に戻ってしまいます。臭いが激しい場合は、エアコン掃除の依頼や買い換えなどを検討した方がいいでしょう。
また、その過程で室内機から水漏れが発生しないかも確認しましょう。通常、結露した水分は室外機の排水ホースから外に出て行きますが、それが室内機から漏れる場合はホース詰まりといった何らかの不調が考えられます。
異臭:フル稼働での改善を試すか、エアコン掃除を依頼する
エアコンの風が臭う主な原因は、エアコン内のホコリでカビや雑菌が繁殖していることにあります。臭いの元になっているカビや雑菌を取り除くことで改善できますので、ホコリがたまらないように定期的なフィルター掃除をしてみましょう。
それでも改善しない場合は、既に紹介したように、エアコンを30分~1時間フル稼働させてみてください。カビや雑菌が結露水と一緒に室外に出て行き、臭いが除去できる可能性があります。
もしそれでも駄目であれば、エアコンクリーニングをおすすめします。
ただし、いくつか留保すべき点はいくつかあります。まず、エアコンによっては電子部品など分解できないパーツがあるため、完全には洗い流せない場合があります。また、複雑な構造の製品だと掃除自体に高額料金がかかる場合もあるため、買い換えた方が安上がりの場合もあります。コストパフォーマンスを総合的に判断しましょう。
弊社では、エアコンクリーニング、エアコンの入れ替え・修理をうけたまわっております。
お気軽にお問い合わせください。
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陽気がいいので、いばらきフラワーパークで薔薇を見てきました。まだ一分咲きでしたが、蕾がたっぷりあったので、今度の週末は満開になりそうです🌹🌹🌹
2025/5/11 いばらきフラワーパークにて





