今年の夏も酷暑!?
6月24日に気象庁が3か月予報を発表し、この夏は、太平洋高気圧とチベット高気圧の北への張り出しが強く、全国的に気温は平年を上回り、酷暑となる予想です。9月になっても厳しい残暑が続きそうとのことです。
毎日暑いですね、いや暑すぎます💦💦 皆さま いかがお過ごしでしょうか。
6月30日 NHKおはよう日本で放送された「屋内で熱中症に?エアコンの誤った使い方に注意」気になる内容ですので、転載します。
各地で暑い日が続くなか、熱中症対策として欠かせないのがエアコンの「適切な使用」です。
先日発表されたデータによると「エアコンを使っていた」にもかかわらず熱中症になり、亡くなった人が少なからずいたことが分かりました。
なぜ、屋内で熱中症になるのか。エアコンを使う上で注意すべきことは何か。
都内で、屋内にいて熱中症で亡くなった1295人を対象にした分析結果です。エアコンの「電源をオフ」つまり「使っていなかった」ケースが45%にのぼりました。一方「電源をオン」つまり「エアコンを使っていた」にもかかわらず、熱中症になり亡くなった人が全体の6.5%いたということです。
分析を行った東京大学大学院の橋本英樹教授によると、その理由は「エアコンを“適切に”使えていなかったため」。
具体的な例では、設定が間違っていたケースがあります。設定温度は28度でしたが、冷房ではなく「暖房」になっていたということです。
また、冷房にしていても吹き出し口にホコリがたまっていて冷たい風が十分に出ず、部屋を冷やせていなかったケースなどもあったということです。
専門家「高齢者はエアコンの誤った使い方も」
分析によると、屋内にいて熱中症で亡くなった人の6割は60代以上の1人暮らしの人です。
橋本教授は「エアコンを使ってもらうことはもちろん大切ですが、誤った使い方をしてしまう人がいるということにも目を向け、特に高齢者をサポートすることが大切だ」といいます。
適切にエアコンを使うためのポイント
・エアコンがきちんと動くか?
・リモコンの電池は切れていないか?
・吹き出し口やフィルターにホコリはたまっていないか?
・冷たい風が出ているか?
離れて暮らす高齢の家族などがいるという方は、電話や訪ねた時に確認してください。
誤った使い方を防ぐための工夫として
・「冷房」のボタンを強調して印をつけておく
・使い方を説明するメモを残しておく
こうしたことも有効だということです。離れて暮らす高齢の家族はもちろんですが、ご近所づきあいをしている高齢者の方がいたら、ぜひ顔を合わせた時にエアコンを正しく使えているか、故障などで困っていないかなど、声をかけることも大事です。
ここ数日、ご高齢の方からエアコンが冷えないという問い合わせが増えております。
また、お話を聞いているとエアコンが設置されているのに使っていない方もいらっしゃいました。
ここ数年の夏の暑さは尋常ではありません。
お問い合わせ下さった方へは、命を守るためにもエアコンを適切にお使いいただくよう、重々にお伝えしたいと再確認いたしました。
この記事をご覧いただきました皆様、どうぞ躊躇わずにエアコンをご使用して、酷暑を乗り切ってください。
